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春日鍼灸治療院のスタッフ

春日鍼灸治療院のスタッフ:鈴木昭彦(院長)

鈴木昭彦(院長)

私が鍼灸師になろうと思ったきっかけは、22歳の時にはじめて現在も続けている少林寺拳法です。三段の昇段試験の時に学科試験の問題のひとつとして、経穴を急所として憶えて示された人体図の該当する場所に経穴名を記入するというものが出題されるのです。試験の時はただ憶えただけですが、有段者が集まった時に鍼灸師の方がいたので詳しく教えてもらいました。この時経穴経絡で体をコントロールする鍼灸というものに興味を持ったのです。すると持ち前のオタク気質を発揮して独学で勉強していくうちに鍼灸治療が持つ可能性を知るようになると、自分の中で終えるのではなく鍼灸を通して社会に貢献したいと思うようになりました。ならばいっそ仕事にしてしまえばいいのではないかということで、38歳の時に呉竹学園東京医療専門学校に入学して3年間勉強し無事卒業して現在に至っています。鍼灸に対する研究心には変化せず研究を続けています。

鍼灸施術をおこなっていくなかで私が芯に据えているのが、「鍼灸は万能なれど鍼灸は全能にあらず。」ということです。これは鍼灸医療はあらゆる可能性を秘めているが鍼灸ですべてを解決できるものではなく限界があるということです。鍼灸師も医療従事者であると思っています。一番に考えるべきは患者様の利益です。たとえば鍼灸医療を施術するのが適当でない疾患または重篤な疾患の疑いがある場合は検査をすべきであり、そのために医師の手に委ねるべきだと考えています。自分の患者様だということで自分の元に留め置くのはベストではないと考えています。鍼灸医療の限界を知り、同時に可能性を追い求める事が鍼灸医療、しいては患者様のためになると考えています。

公益社団法人全日本鍼灸学会認定鍼灸師
公益社団法人東京都鍼灸師会公認スポーツトレーナー鍼灸師
生涯研修(医学教養基礎医学臨床)修了者
地域医療連携講座診断学(神経内科)ベーシックコース修了者
地域医療連携講座診断学(神経内科)アドバンスコース修了者
パーキンソン病認定鍼灸師